帝王切開後二日目　点滴から逃れたい

　痛みは昨日に比べると少し軽くなったが、点滴のガラガラにつかまってゆっくり歩くので精一杯。寝返りはまったく打てない。座薬は1日3回まで6時間おきにしか入れられないので食事のタイミングなどを考慮して8時、15時、21時に入れてもらう。緊急な何かが起こったら恐ろしいので痛みは我慢しないでおく。

点滴が嫌すぎて、「あと何回ですか？？」と看護士さんが変わるごとに聞いていたら、10日も入院している私を哀れに思ったのか針を刺すのに集中してくれてそれまでの失敗→刺し直しがなくなった。

「本当にこの点滴しないとダメですか？」と試しに言ってみたら、２つの点滴のうち、１つはポカリみたいなものらしく先生に相談したらしなくてよくなった。ご飯をちゃんと食べていたらOKとのこと。※病院によって、個人の体の状態によって判断は変わると思いますので参考までに。

もう１つの点滴は傷の炎症を抑えるものだからやらないと後々もっと痛い思いをするかもしれないよと告げられ大人しく受けた。

自分は血管が細いため、入院10日目にしてほとんど点滴を取る箇所がなくなってしまった。仕方なく、いつも採血する血管で取るしかなくなったため点滴を付けっ放しにすることができずその都度針を刺さなくてはならなかった。

午後は姉と姪っ子と甥っ子が面会に来てくれた。3人の顔を見ることができてとても嬉しかった。リクエストした大福も美味しかった。ただ、私が笑うときに傷の痛みで悶え苦しむ姿をみて甥姪が爆笑していたこと、忘れまい。笑